最後は病室を離れたほんの十数分の間に逝ってしまいました。私は、これで楽になるねじいちゃんって思ったし、残った90歳の義母のこともあるし、お葬式のことを考えると悲しいよりも頑張らなきゃって気持ちが強かった。
お葬式というものはとても大変なのだと知りました。
お葬式が終わってからは義母が一度体調を崩してしまい、病院に付き添う回数が増えて自分も辛かったです。職場に時間をもらうことがいちいち面倒で。
なんでこうも、いろいろ面倒なことって女がやらなくてはならないのでしょう。仕方がないという言葉で済まされるのはどうも腑に落ちません。でもいくら腹ただしくても自分がやらなければ誰もやってくれないし、なによりも他に頼れる人がいないことが大変に感じました。
そして私は、ぜったい仕事はやめないぞとかたくなに心に誓いました。家族の介護で仕事から離れる女性が多いとニュースにもなっていますけど。
義母とは同居していないので毎日朝と夕方に様子を見るため通っています。お昼のお弁当を作って。身の回りの世話が必要な部分があるのでほんの少しヘルパーさん気分。数年前から義長兄が同居をしているので夜は心配ありません。
頑張れるところまで頑張りたいと思っている師走です。
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